【MOKI】モキを一度使うと鋳物には戻れない
- 田山祐智
- 2017年2月11日
- 読了時間: 2分
今日も結構冷える一日でしたね。
いつも、朝起きて一番にすることは薪ストーブに火を入れること。
お正月休みにMOKIを導入したので、現在我が家の中心には鋳物のトラビスと、鋼板のMOKIの2台の薪ストーブが設置されています。
普段は大体はMOKIの方を焚いていますが、たまには鋳物の方も焚いて違いを実感するようにしています。
で、今朝もなんとなく「久しぶりに鋳物の方を焚こうかな」と、トラビスのライデンの方に火をいれました。

その後、シャワーを浴びて朝ご飯を食べて掃除をして…と、1時間半ほど経過してその間にも薪を継続的にくべていたわけですが、、、
自分「なんか、家、暖かくなんないよね。」
妻「うん。もっとくべたら?」
誤解の無いようにしておきますが、実際にはある程度暖まっています。
一度外に出てから中に入るとほんわかと暖かい。本来これが普通。
まだ焚き始めて1時間半しか経っていないのでまだまだこれからが本調子になる所なのですが、どうも物足りなさを感じてしまいます。
その後10時から予定の来客があって、終わった11時ごろにはあらかた火も無くなっていたので、結局MOKIの方にも火を点け始めました。
12時ごろ…
妻「なんか暖かいなと思ったらMOKIに火ついてるし。」

新築から丸2年経ち、ずっと鋳物ストーブの暖かさに満足してきました。
やっぱり薪ストーブは暖かくて最高だな、って。
でも、MOKIを設置して1ヶ月、早くも価値観が大きく変わった。
『点け始めてから30分で1Fが十分暖まってくれる』 とか、
『薪の多少のコンディションは無視できるくらいの強火力』 とか、
『暖房(表面)温度の調整域の広さ(200℃~400℃)』 とか、
鋳物ストーブには無い、良いところが多い。
薪の消耗は鋳物ストーブに比べて早いんだけど、同じ量の薪を燃やして得られる熱量はMOKIの方が断然大きいので一概に「燃費が悪い」とも言えない。
あと、MOKIの場合、温度計も付けない。
温度の急上昇とか、鋼板ストーブには関係ない。
温度を見て2次燃焼に切り替える操作とかもない。
そういった鋳物ストーブにはあった、「薪ストーブへの気遣い」がいらないので気楽です。
本当に実用性の面では最高の薪ストーブですね。
ただ、こうしてはっきりと実感できるのも最初に海外製の鋳物ストーブを導入して使っていたからであって、もし初めからMOKIを使っていたらきっと海外製ストーブへの憧れがずっと消えずに悶々としていたと思いますけどね。